「みみ太郎 破産」で検索された方が知りたいのは、たぶんこの2つです。今買っても大丈夫なのか。壊れたときに直してもらえるのか。
先に答えを書きます。破産したのは、みみ太郎を作っていた会社です。みみ太郎という製品は、今も買えます。
会社の名前は「株式会社シマダ製作所」といい、2024年9月に破産しました。ただしその前に、みみ太郎を作る事業は別の会社へ渡っています。今は株式会社SinasSPが、同じ群馬の工場で作り、売り、修理も受け付けています。2026年10月の時点で、販売も10日間の無料貸出しも、これまでどおりです。
まず結論:破産したのは旧メーカー、製品とサポートは継続中
| 項目 | 現在の状況 |
|---|---|
| 製品(みみ太郎) | 販売継続中。公式サイトで購入・申込みができます |
| 販売元 | 株式会社SinasSP シマダ事業所(群馬県富岡市)に交代 |
| 修理 | 継続。自社工場で対応(一般的な修理は到着から翌営業日に対応と公式に記載) |
| 保証 | 本体2年間。正常な使用状態での故障は無料修理(公式サイト記載) |
| 10日間無料貸出し | 継続中。費用は返却時の送料のみ |
| 破産したのは | 旧メーカーの株式会社シマダ製作所(2024年9月に破産手続開始決定) |
結論だけ知りたかった方へ。
みみ太郎は、買う前に10日間ためしに使えます。本体が家に届いて、10日間そのまま使えます。本体の代金はかかりません。
合わなければ、箱に入っている伝票を貼って送り返すだけです。自分で払うのは、返すときの送料だけです。「使ってみたけれど買いません」で終わりにできます。
なぜ破産したのか
倒産を伝えたJC-NET(ジェイシーネット)の記事に、理由が書かれています。
(前略)同業者との競争もあり、販売不振が続き、赤字から債務超過状態での経営が続いていた。昨年4月後継予定者が亡くなり、同社は事業継続を断念して今年4月に事業を別会社に譲渡し、今回の最終処理となった。
JC-NET「(株)シマダ製作所(群馬)/破産開始決定 みみ太郎 倒産要約版」2024年10月8日。負債総額は約1億3,000万円と報じられています
製品が売れなくなって終わった、という話ではありません。2023年4月に後を継ぐ予定だった人が亡くなったことが、会社をたたむ直接のきっかけでした。会社は続けられなくなりましたが、みみ太郎そのものは別の会社に渡して残した、という順番です。
検索では「みみ太郎 倒産」とも出てきます。けれど倒産したのは製品ではなく、製品を作っていた会社です。しかもその会社は、破産の手続きが始まる前に、みみ太郎の事業を渡し終えていました。
現在の販売元はどこ?
今みみ太郎を作って売っているのは、株式会社SinasSPです。工場は以前と同じ、群馬県富岡市にあります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商号 | 株式会社SinasSP |
| 工場 | シマダ事業所/群馬県富岡市妙義町行沢264-1 |
| 本社 | 埼玉県三郷市戸ヶ崎2-332-6 |
| 代表者 | 杉田精二 |
| 従業員 | 20名 |
| 電話 | 0120-73-8133(平日 午前9時〜午後5時) |
人に「大丈夫です」と言われても不安は消えないと思います。これは自分で確かめられます。公式サイトの特定商取引法に基づく表記に、販売業者「株式会社SinasSP」・責任者「杉田精二」と今も載っています。会社案内の沿革にも「令和6年2月 株式会社SinasSPが事業承継をし、杉田精二へ代表者変更」と書かれています。どちらもページを開くだけです。
購入・修理・保証はどうなる?
これから購入する場合
これまでどおり買えます。ただし、ひとつだけ気をつけることがあります。
買ったあとの返品・返金は受け付けていません。特定商取引法に基づく表記にそう書かれています(商品の不良や誤配送のときだけ、交換してもらえます)。
買ってから「合わなかった」と分かっても、返すことはできません。だから先に10日間ためしてから買うのが確実です。→ 10日間の無料貸出しの内容を見る
修理を依頼したい場合
修理は継続して受け付けられています。費用や手順はみみ太郎の修理方法(費用・手順・送り先)でまとめています。
旧シマダ製作所で買った製品の保証は?
本体2年間の保証は公式サイトに記載がありますが、破産した旧会社で購入した製品の保証が、そのまま新会社に引き継がれるかどうかは購入時期によって扱いが異なる可能性があります。購入時期・機種・保証書の有無を手元に用意して、フリーダイヤル(0120-73-8133)で直接確認するのが確実です。
中古品・フリマアプリでの購入は?
メーカー保証は正規の購入者を対象とするのが一般的です。中古品は保証の対象外になる可能性が高く、イヤホンや耳栓などの消耗品の状態も分かりません。価格差がわずかであれば、無料貸出しで試してから新品を購入するほうが安心です。
不安なら、まず10日間の無料貸出しで確かめる
会社が変わったばかりの製品を、いきなり5万5,000円出して買うのは怖い。そう思うのは当たり前です(いちばん高いSX-013で55,000円と公式サイトに書かれています)。
そのための10日間です。自分の耳で聞いて、音が合うかどうかを確かめてから決められます。親に使ってもらうつもりなら、本人に10日間使ってもらってから決められます。テレビの音量がどれだけ下がるかも、その10日で分かります。
汚してしまったらどうしよう、という心配もいりません。公式サイトに「試用中の汚れ・破損等を理由に購入を強制することは一切ございません」と書かれています。
申込みの流れや返却方法はみみ太郎の無料貸出しの申込方法・返却・注意点で詳しく解説しています。実際の使用感はみみ太郎の口コミ・評判(80代の父に使ってもらった体験レビュー)をご覧ください。
よくある質問
Q. 破産した会社の製品を今買っても大丈夫ですか?
A. 現在販売されているみみ太郎は、事業を引き継いだ株式会社SinasSPが製造・販売しているものです。修理・保証・問い合わせ窓口も稼働しています。ただし心配な点があれば、購入前にフリーダイヤルで直接確認することをおすすめします。
Q. 電池やイヤホンなどの消耗品は手に入りますか?
A. 空気電池(PR-48)やイヤホンチップなどの備品は、公式サイトから購入できます。電池の持ちや選び方はみみ太郎の電池(PR48)の選び方・寿命で解説しています。
Q. 家電量販店でも買えますか?
A. 主要な家電量販店ではほとんど取り扱いがありません。詳しくはみみ太郎の取扱店まとめをご覧ください。
Q. 旧シマダ製作所に未払いや未着の件がある場合は、どこに言えばいいですか?
A. 破産した会社への請求は、新しい会社ではなく破産管財人が扱います。JC-NETに載っている管財人は反町大弁護士(反町法律事務所/電話 027-388-1155)です。事件番号は前橋地裁高崎支部の令和6年(フ)第172号です。製品の修理や購入の相談は、現在の販売元であるシマダ事業所(0120-73-8133)が窓口になります。
Q. 「シマダ製作所」という社名はもう使われていないのですか?
A. 会社としての株式会社シマダ製作所はなくなりましたが、群馬県富岡市の工場は「株式会社SinasSP シマダ事業所」という名前で残っています。住所も電話番号も以前と同じです。箱や保証書に「シマダ製作所」と書かれていても、送り先は今のシマダ事業所で受け付けてもらえます。
まとめ
- 破産したのは旧メーカーの株式会社シマダ製作所(2024年9月に破産手続開始決定)
- みみ太郎の事業は2024年2月に譲渡済みで、現在は株式会社SinasSP シマダ事業所が継続
- 販売・修理・2年保証・10日間無料貸出しは、いずれも現在も行われている
- 購入後の返品・返金は受け付けていないため、先に無料貸出しで確かめてから購入するのが安全
会社のことが気になって調べていたのだと思います。調べた結果は「今も作られているし、修理もしてもらえる」でした。あとは音が合うかどうかだけです。それは10日間ためせば分かります。
参考にした情報
- みみ太郎 公式サイト「会社案内」「特定商取引に関する法律に基づく表記」「10日間無料貸出し」(株式会社SinasSP シマダ事業所)
- JC-NET(ジェイシーネット)2024年10月8日「(株)シマダ製作所(群馬)/破産開始決定 みみ太郎 倒産要約版」(破綻事由・負債額・事件番号・破産管財人)
※ 本記事は2026年10月時点で公開されている情報をもとにまとめています。販売条件・保証内容・価格は変更される場合がありますので、最新の情報は公式サイトでご確認ください。
